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下水道の時間
<はじめに>
建物は健康な状態で長く使用するためには様々なメンテナンスが必要なのですが
ここでは下水道について、勉強してみましょう。
 
下水道(広義)
下水道の種類には、下水道法上で 下水道といえるものとそれ以外の下水道 があります。
又、下水道=公共下水道(狭義)でお話ししますと、まず下水の分類を表にしてみました。
 
下水道法の種類
発生形態による分類
下水の分類
下水
汚水
生活もしくは事業に起因
し尿を含んだ排水
雑排水
工場・事業場排水
雨水
自然現象に起因
降雨・雪どけ水
 
公共下水道の排除方式には、汚水と雨水を完全に分離し汚水は公共下水道の汚水管へ、雨水は公共下水道の雨水管、あるいは河川施設へ接続しなければならない分流式と、汚水と雨水を同一の公共下水道へ接続排除する合流式があります。

敷地内で発生する下水は各自治体(市町村)の排除方式に合わせて設置しなければなりません。
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排水設備
1 排水設備の種類
排水設備には、設置場所によって宅地内に設ける宅地内排水設備と私道内に設ける私道排水設備に分け、さらに宅地内排水設備は、建物内に設置する屋内排水設備と建物外に設置する屋外排水設備に分類できます。

下記は、排水設備の一例(分流式)を示している図です。
下水道の時間
基本的に、コンセントの数は、使用する機器の数だけあるのが理想的です。現実はなかなかそうもいきませんが、タコ足配線は見た目も、使い勝手も悪く、電源コード損傷による事故も考えられます。先に話したコンセントの数も、これを考慮したものです。「内線規定」の改訂には、接地(アース)の対象となる機器が増えています。これまでは、洗濯機・電子レンジ・温水洗浄式便座の3種だけでしたが、現在はこれに衣類乾燥機,・電気温水器・食器洗い器・エアコン・自動販売機・冷蔵庫が加わっています。プラグには、ふた二またで別 にアース線が延びているものと、三つまたの一体型のものがあります。両者に対応できるタイプのコンセントが良いでしょう。どの部屋にも、1つは接地付きのコンセントをおすすめします。
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2 排水設備の位置付け
排水設備は、公的な規則を受けるものの、基本的には私的設備であるため、施工主(住民)が、設置費用の負担及び維持管理(保守等)を行わなくてはなりません。
3 排水設備工事公認業者制度
ほとんどの地方公共団体では、排水設備工事公認業者(指定下水道工事店)の認定制度を設けています。一般に規則等により排水設備の新設等(増築・改築含む)の設計及び工事の管理監督等に技能を持った者「責任技術者」を認定する制度を設けるとともに、これら専属の責任技術者を有している工事店を「公認業者」として認定し、その公認業者でなければ工事を施工できないように定めています。
4 排水設備の設置実情
住宅を新築・増築・改築される時、された後の保守点検が軽視されているのが実情です。
新築、増築、改築時 屋外排水設備で設置桝(点検口)を外観が思わしくないので少なくするように業者に依頼したことがある。
排除方式が分流式の市町村なのに、汚水と雨水を同一の管きょで流してほしいと依頼したことがある。
増築、改築時 設置桝(点検口)を床やコンクリートなどで覆ってしまった。
居住後 居住後何年も経つが設置桝・汚水管を定期的に点検、清掃したことがない。
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5 排水設備の維持管理について
この排水設備とは、我々人間が生活を行っていく上で実は、かなり重要な存在なのです。
まず、お宅を私達の身体に置き換えてみると、水まわり設備は人間の循環器で、中でも排水設備は血管(静脈)なのです。
すると動脈はというと、そう上水道(給水管)です。 上水道が宅内で漏れたり詰まったりしたら少々やっかいですね。

しかしながら、幸いにして上水道は水圧というものがあるので異変があればすぐに発見できます(中には発見しにくい箇所もありますが)。  それに比べると排水設備、特に排水管は自然流下方式が原則で あるため、水漏れ箇所を発見するのが難しいのです。
一度、つまってしまうと修理をしても完全に元の状態には戻らないものですから、定期点検や定期清掃が必要となってきます。
先ほどの例のように、排水設備は身体に置き換えると血管なのですから、詰まって(漏れて)からでは遅いのです。

人間も一度病気をすると、完全に元の状態に戻らないのと同じことですね。
理想的には、一般家庭(五人家族)で3〜4ヶ月に一度の桝清掃、1〜2年に一度は管洗浄を行うと問題は起こりにくいと思います。

桝清掃は自分でも出来ますが、管洗浄はやはり業者に依頼する必要があります。
当社にも熟練した職人がおりますのでお気軽にお問い合わせください。
6 排水設備の機能・目的
排水管は適当な管径とこう配を与え流水による浮遊物質を支障なく流下させなければいけません。 また、水封機能や阻集機能それに間接排水とする設備が必要になります。
水封機能
公共下水道からの臭気及び衛生害虫の侵入を防ぐため。
(各排水器具・雑排水桝)
阻集機能
主として油分・生活老廃物を含む排水を分離するもの。(グリーストラップ・雑排水桝)尚ディスポーザ設備は該当しない。
間接排水
排水管の逆流を防ぐための設計。
参考写真) 雑排水桝
下水道施工例
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7 排水設備の交換について
下水道施工例
自治体(市町村)の下水道供用開始時期により異なりますが、下水道の普及後間もなく切り替えられた排水設備はコンクリート管・桝や土管で施工されているのが多いのですが、このような場合、度重なる地震や自然地盤沈下により管と管の接合部の不具合や桝等のひび割れ、樹木等の根っこの張り出し による損壊等、によりやり換えが必要になることが多いようです。

又、汚水管のこう配がなくなり汚水が流れなくなったり滞留する原因にもなりますので、このような排水設備は、ポリプロピレン製や塩ビ製の設備器具に取り替える方がよいでしょう。
8 排水設備の不良及び老朽化により影響
@ 水漏れはただの水漏れにあらず。
  家庭排水は栄養満点。へんな虫やミミズの住みかになります。
A 水漏れは私たち人間の身体の環境を変えてしまう。
  お庭が知らない間に悪臭をはなつ土壌に変わりその空気を毎日吸っていることになります?
B 水漏れは住宅をダメにしてしまう。
  シロアリを呼ぶ呼び水になります。
おわりに…
上記内容について、最後に少し補足させていただきますと、清掃頻度は水道職人の立場で書いているものですから、実際はもう少し頻度が少なくなっても良いと思います。
どんなものでもメーカーの言うサイクルで交換やメンテナンスをしていたら、いくらでも費用が発生しますものね。
私はよく例えて言うのですが、自動車のエンジンオイルでも3000kmごとの交換と言われますが、実際には私は5000から6000kmに一度交換するようにしています。
それでもこれまで、大きな問題もなく自動車を使用しているという認識があります。
ただし、桝のフタを開けて中の様子を確認するぐらいのことは費用も発生しませんので、年に一度ぐらいはのぞいてみても損はしないと思いますよ。
 
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