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| ブロック塀について |
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ブロックは外構工事において幅広く活用できる材料です。
ブロックの活用方法として、積み上げて塀にすることが一般的です。
安全なブロック塀を作ることが大切です。 |
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ブロック塀は厚みがなく高く積み上げられているため、地震の揺れには弱いものです。
正しい施工方法で施工されていないと倒壊などを起こしてしまいます。地震によって倒壊したブロック塀は避難経路の妨げになったり、復旧活動にも大きな影響を与えます。それだけでははく、倒壊で下敷きになり死傷者が出るという人身被害も多く発生しております。こういった被害を無くすためにも正しい施工を行う必要があります。 |
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| 建築基準法によりブロック塀の規定が定められています。それに基づく施工方法をまとめました。 |
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| (1)基礎について |
基礎はブロックを積む上で土台となる部分であり、目には見えない部分ですが、キチンと施工しなければ後々目に見える部分に異変が現れてきます。
基礎形状にはI型とT型とL型と三種類あります。I型基礎に比べT型L型基礎は抵抗力があります。基礎幅はブロック幅以上とし、根入れ深さは40cm以上としなければなりません。
D10(直径10mm)以上の鉄筋を使用し、配置間隔を40cmとし、塀本体と一体化しなければなりません。 |
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| (2)鉄筋について |
鉄筋は塀に強度を持たすために必ず必要です。
昔のブロックには鉄筋を入れる穴のないブロックがありました。鉄筋がなければ強度がほとんどありません。
鉄筋にはたて筋とよこ筋があり、たて筋は塀に作用する横力に抵抗する重要なもので、よこ筋は塀を横に一体化させるものです。たて筋は基礎から立ち上げます。既存のブロックの上にブロックを積むという継ぎ足しは危険です。費用がかかってしまいますが、基礎からやりかえるべきです。太さD10以上を使用し、よこ筋は配置間隔を80cm以下で配置しなければなりません。 |
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| (3)高さについて |
高さが高ければ高いほど地震の時には大きく揺れます。高くすることに伴い、鉄筋を太くする・ブロックの厚みを厚くするなどの対応をしなければなりません。地盤面より2.2m以下にしなければなりません。
基本的に2m以下の場合は厚み10cm12cmのブロックでいいのですが、2mを超える場合は15cmのブロックを使用しなければなりません。 |
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| (4)控え壁について |
控え壁は塀の倒壊に対する抵抗力を上げる働きがあります。塀本体と鉄筋で繋ぐことで一体化させることが必要です。高さ1.2mを超える塀には3.4m以内ごとに設けなければなりません。
控え壁をとることを考えると、塀は建物から50cm以上離して施工しなければなりません。建物から近すぎると倒壊した場合、建物を傷つけてしまう可能性があります。 |
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| (5)透かしについて |
現在では塀の一部にガラスブロックや飾り窓を設けた塀が流行っています。鉄筋を多く組み込めるように配置して、高さが低い塀であればいいのですが、高い塀で連続して入れると強度が低下し、地震などにより倒壊する恐れがあります。
連続した配置は、たて筋の適切な配置が困難になります。
塀の最上部・最下部及び端部には配置しないようにしなければなりません。 |
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| ブロック塀はちゃんとした施工をされていても耐久年数は約30年とされています。室内と違い室外であり、常に過酷な環境下にあるからです。建物のメンテナンスと同様にブロック塀もメンテナンスが必要です。劣化内容と劣化度をまとめてみます。 |
| 劣化度 |
内容 |
| 低 |
ブロックの劣化 |
| 中 |
鉄筋の錆び・ブロックのひび割れ |
| 高 |
ブロック表面のはがれ・鉄筋の錆びによる汚れ |
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| 劣化度『低』は、炭酸ガスによるモルタルの中性化により起こることで鉄筋の保護機能が失われてしまいます。あと目地にもひび割れがみられるようになります。劣化度『中』は、雨水などの浸入により内部の鉄筋を錆びさせます。それにより、内部の体積が膨張しブロックにひび割れが発生します。劣化度『高』は、ブロックに耐水性がなくなってしまい表面がボロボロはがれ落ちてしまいます。鉄筋の錆びとひび割れの拡大により錆び汁が表面を流れ出し、表面をさらに汚いものにしていきます。 |
| ブロック塀の劣化はほっておくと地震などによる抵抗力が低下していきます。倒壊防止のつっぱりや塗装をするなどの早め早めの対策が必要です。 |
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| 平面的で高さの高いブロック塀は危険です。あえてT型やL型のブロック塀にしたり、道路境界より少し離してブロック塀を造りましょう。T型やL型にすると地震の揺れに対する対抗力が増します。道路境界より少し離すのも倒壊の際の被害を少なくすることができます。 |
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