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今日は、フローリング工事をしていましたが、前日のケガで左手の親指に、バンドエイドだけでは頼りなく、ティッシュを巻きつけセロハンテープで止めていました(包帯の代わり、妻が里帰り中の為)。時間の経過とともに、見苦しい状態となり、「そろそろアカンかな」と思い始めた時、6〜7歳(かな?)の女の子が現場に入ってきました。
何か迷惑をかけたかなと緊張感が走りましたが、その時の私には意外なことに、その女の子は私に大きなばんそうこうを差し出すのでした。見ると、後ろに若いお母さんが付き添っています。昨日、着工の挨拶でおじゃました近所の奥様でした。
「まだ、時間が早いから---、これ使って下さい」とのお言葉。前を通る時に目に入ったのだと思いますが、お心遣いが非常にありがたく、とても心温まる思いがしました。最近の人は、ああだこうだと言いますが、まだまだ人情、捨てたものではないと感じました。
この日は、朝、2人目の子が生まれたこともあり、とても幸せな気分で一日を過ごすことができました。ありがとうございました。
昨日23日は、J邸増築工事現場で大工仕事をしておりました。何の
問題も無く、夕方には片付けて帰りました。
妻が美容院に行くと申しますので、生後一ヶ月に満たない次女の
面倒をみながら留守番をすることになりました。
天気予報では雨の心配は全く無かったので、ほとんど雨対策をせずに
帰っていました(もちろん、住居部分は大丈夫です。道具や材料の話
です)。ところが、雷がゴロゴロと響いてきまして、テレビでも「奈良県
北部 大雨洪水警報」と伝えています。「また、間の悪いときに---」
と、どうすべきか迷いましたが、赤ちゃんを一人残して現場に走る
ことにしました。
断腸の思いでの決断でしたが、幸いちょうど寝付いたところでした。
約40分後、内心あやまりながら帰ってくると、まだすやすやと眠っていました。「やった!この子は勝負強い!大泣きしてなくてよかった!」
雨は、数粒落ちてきただけでした(傘もいらんわ)。後で話を聞いた
妻は、絶句していました。
今日、耐震診断でおうかがいしたあるお宅の話です。すでに定年退職をされて10年以上になり、「収入がないから、家の事も全て自分でやっている」という御主人とお話しすることができました。
まず、シロアリ駆除を毎年ご自身でされるとおっしゃったのですが、私は最初、中途半端なやり方で無駄な努力となっていないかと心配になりました。しかし、驚くことによく勉強されていて、業者のやり方と大差ない方法でされていました。薬もホームセンターの安物でなく、特別に業者の方からわけてもらっていたようでした。
外壁の塗装も時間をかけて、はしごを何度も掛けなおして、ご自身で塗られたそうです。しかし、この御主人の苦労はこの説明だけではわかりません。なぜならば、この御主人は脳梗塞を患っており、15分しか連続で立っていられないからです。さらりとお話されていますが、非常な困難が伴う作業をされていたのだと思います。
屋根の話になったときです。私は一瞬、重たい空気を感じたのですが、やはり飛び込み営業の会社で屋根工事をしたらしいのです。「300万近くかかった」とおっしゃるのですが、私の目にはその半分でもまだ高い工事に思えました。「そうですね、少し高いですかね」と答えるのが精一杯でした。
不自由な体で、大切な家を守る為に、頑張っている古希をすぎた御主人。知ってか知らずか、不当に高い工事をすすめる飛び込み業者。言いたいことが山のようにあり、必死に何かを、社員に・子供に伝えたいのですが上手く言葉にならない。ただ、業者を非難したいだけではない、得体のしれない怒りと哀しみとが交錯し、何かを伝えたいのですが、どうやら私の能力を超えているようです。
「お客様は神様です」とは三波春雄さんならずとも、商いを行なう者としては、当然のごとく浮かんでくる言葉ですが、最近はよく「お客様」の定義について考えさせられます。
と申しますのは、たいていのお客様は良識(常識と同義ではない)もあり、個人的にも安心できる方が多いのですが、時々、極端な方がいらっしゃいます。
@ 相手の利益を全く認めず、ただ値引きの話ばかりする方
A わずかな瑕疵をとても大げさに言い立てる方
B 急ぎでないような案件でも、待ったなしで呼びつける方
等、上記の内容が非常に極端に現れる方がいらっしゃいます。失礼ながら、サラリーマンの方にはわかりにくいかも知れませんが、たとえ職種が異なっても商売をされている方には、よくご理解いただけるのではないかと思います。
私の定義では、上記のような方は「お客様」とは言い難いのではないかと思います。「何を」とおっしゃる方は、ご自身の職業で同じことをされたらどう感じるか考えてみて下さい。
私は、お客様の為にも、利益をだしてゆくことは大切だと考えています。現在、毎年のように何か頼んでくださるお客様。「ちょっとのことで悪いねんけど」といいながら、こまめに声を掛けてくださるお客様。「また、あなたにお願いします」と言ってくださるお客様。非常にありがたいお客様に私は恵まれています。
「でも、うちがつぶれたら、どうやって責任をはたすのか」といったことを考えますと、やはりある一定の利益をあげてゆくことは、お客様に対する一種の義務なのではないか、と考えています。これを「きれいごと」で済ませる人は、世の中に対する見方がまだ幼いのではないでしょうか。
先週は、リフォーム屋さんの下請けで、@からBまで全て兼ね備えた方のところでお仕事をさせていただき、のみを片手につらつらと、こんなことを考えておりました。
当社は公共工事の指名願いは出しておりませんので、これまで全く縁のない話でした。ところが、先日、知り合いを通じて公民館建設の仕事を依頼されたのですが、色々と感じたことがあり、今日はそれについて書いてみたいと思います。
まず疑問を感じたのが、当社が孫請けであるということです。落札業者はA工業、下請業者はB商事(全く施工能力のない完全なペーパー会社)、そして孫請けが大吉建設、もちろん完璧な丸投げ。民間であれば、全く問題はないと思うのですが、税金を使う公共工事がこれで良いのでしょうか。建設業法でも「一括下請負の禁止」(業法23条)という条文があります。もっとも注文者が承諾すればOKなのですが、本来の注文者である県民(市民)はそんなことを承諾しているのでしょうか。
次に、手続きの煩雑さ。要求される書類の多いこと。本当にこれだけの書類が必要なのか。無駄な提出書類や手続きを減らすだけで、諸経費が削減できるのではないでしょうか。
これ以上のことは、ここでは書く事ができませんが、もう少し考えなければならない問題が山積していると思います。私も社会人ですから、諸事情があるのはわかります。ゼネコンだけの問題ではなく、金融システムまで話がつながるのもわかります。しかし、太田晴雄氏が「資産疎開」、副島隆彦氏が「預金封鎖」の中で、それぞれ指摘していらっしゃる日本崩壊のシナリオをくずす為には、少々荒療治が必要なようですね。年収が41兆円前後の国が、82兆円の予算を組んでたらあきまへん。
PS ちなみに今回の話は、条件面からお断りしました。格好良く、
ポリシーで断ったと言えないのが残念。
先日、耐震診断にうかがった際のお話です。そのお宅は玄関からこざっぱりとしており、清掃も行き届いているような印象を受けました。やはり建物を大切にされているお宅の方が、こちらもやりがいが出てくるものです。
下屋(2階建で1階しかなく、屋根になっている部分)の天井裏で面白いものを発見しました。納戸になっていたのですが、その天井部分に金物で仕掛けがしてあり、網戸が並べられていました。
私は一瞬とまどいを覚え、「これはどうされたのですか?」と間の抜けた質問をしてしまったのですが、「冬の間は、網戸はきれいに洗ってここにしまっておくようにしています」と丁寧に教えていただきました。私は非常に感銘を受けました。
確かに、あまり使わない冬の間、網戸をしまっておくと長持ちするでしょう。しかし網戸の値段やその手間を考えると、なかなか出来ることではありません。値段の問題ではなく、その建物(いえ)を大切にする心にうたれました。物のあまった現代の風潮では、笑う人もいるかもしれませんが、私には尊いことに思えました。
私は、「質実剛健」とか「質素倹約」とかいう言葉が好きです。義理の父にもよく言われますが、古い人間です。このような言葉が死語にならない世の中であってほしいものです。

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