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端午の節句に想う

 今日は端午の節句です、私は「子どもの日」というのが薄っぺらくて好きになれません。通りがいいので使ってはいるんですけどね。この辺が頑固じじいになれない私の限界です(笑)。

 端午の節句の言われや風習など、ここで改めてはふれませんが、精神について書きたいと思います。

 五節句の一つの端午の節句は「菖蒲の節句」とも言われます。これは季節がかぶっているからですが、それだけではありません。「菖蒲」は「尚武」とかかっているのです。つまり、武をたっとびこいねがうという日です。

 武というと武士の時代のもので現代社会に合わないと思われる方もいらっしゃると思いますが、それは違います。

 武という字は戈を止めると書きます。簡単に言うと、武力を持つことで敵に攻撃をさせないという意味です。武と言うと敵を攻撃することをイメージする方も多いと思いますが、本質的には武というのは防御のためのものです。力がないと自分を守れない。自分や家族、国を守るために武が必要なのです。

 このことは現在の国際社会でも、個人の生活でもあてはまります。憲法9条で平和の幻想を見ても現実問題として中国や韓国、ロシアから領土を守れずに漁師の生活がおびやかされています。もっと身近なところに目を向けても、いじめっこはやり返さない子を選んでいじめます。やりかえす強さのある子は、絶対にいじめの対象になりません。

 端午の節句とは、自分を、家を、国を守るために男の子は強くあれという親の、国家の願望を込めた節句です。これを子どもの日と称して、子どもを遊園地に連れて行って遊ばせてあげたらいいなんていう風潮になっているのが残念な今日この頃です。

 現代社会においては、経済力や、偏ったマスコミ報道を無条件で信じないフラットな心というものも武になるのではないかと愚行します。

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 こんにちは、吉信秀樹です。
子どものころ、両親があげてくれた大きな鯉のぼりが目に浮かびます。どれぐらい親の期待に応えることができたかと思うと涙が出てきます。不肖の息子をお許しください。
 では、またお会いしましょう!

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