ホーム家づくりを始める前にお勉強の時間設計で後悔しないための時間

お問い合わせ

資料請求

土地情報請求

お勉強の時間

家づくりやリフォームをする前に学んでほしい知識がつまっています。

ここから本文です。

設計で後悔しないための時間

 みなさん、人によって違うとは思いますが、家づくりで大切なことってたくさんあると思います。予算はもちろんですし、住む場所もゆずれません。建ててくれる工務店の信用や担当者の雰囲気、設計やデザイン、耐震、断熱、シックハウスなどの性能、キッチンやお風呂などの住宅設備、最新の電気設備や通信設備、内装や外装の品質やイメージ、ガレージや外構、後々のメンテナンス性や保証内容など・・・こまかいことまで言えばもっといっぱいあります。

 でも、この中で特に大切なことと言えば、それはやはり設計だと思います。それは後悔される方が多いからです。

 家づくりで最も後悔されているのは設計と断熱です。これが複合してるパターンもあります。「こんな設計のせいで寒い家になった」といった感じです。ここでは具体的な声は紹介しません、みなさんよかったらネットで検索してみてください。「家づくりの不満」とか「家づくりの後悔」とかで検索したらいっぱい出てきます。ほとんどが設計と断熱です。そうです、家づくりにとって一番大切なのは設計と断熱です。特に設計です。

 ネットで声を上げた方の不満には深刻なものも多いんです。特にまだ建築工事中なのにもかかわらず、間取りを失敗したと思い始めてから本来一番楽しいはずの時間にブルーになっている方の投稿を見ると、実に胸が痛くなります。もう、可哀そうで仕方ないです。そのように「失敗した!」とおっしゃる内容のほとんどが設計がらみです。次に断熱が続きます。10年ぐらい前はもっと断熱の後悔が多かったのですが、やはり近年は高断熱の家づくりを進めている工務店も増えてきましたので、相対的に断熱に対する不満が減っているのだろうと推察します。

 さきほど、家づくりで大切なことを色々と申し上げましたが、この設計と断熱以外の後悔はゼロとは言いませんがあまり見られません。これが私が家づくりで一番大切なのは設計と断熱だという根拠です。

 では、設計で後悔しない為にどのようにすればいいのか、まず時間に余裕を持つということです。言い換えれば時間に余裕を持たせてくれる住宅会社を選ぶということです。契約してすぐに着工日と引渡し日が決まって、それからプランを急いで固めて着工日に間に合うように建築確認を出す、といったファストフードのような家づくりをされる会社では後悔しない設計はなかなか難しいかと思います。その時はいいプランだと思っても時間をかけないとわからないこともあるからです。

 次に、プランを固めるのにどれぐらいの時間が望ましいか、この辺は会社や担当者によってかなり考え方が変わると思いますので、これはあくまでも私の個人的な考えになりますが、最初のヒヤリングが終わってから、早くても1ヶ月、できれば2ヶ月ぐらいは設計打ち合わせの期間があれば、「こんな間取りにしなかったらよかった」というつらい後悔はかなり少なくなると思います。

 契約してから一週間ぐらいでプランをつめてくる会社もあると聞きますが、それはビジネスとして短期的な利益をあげるのにはいい方法だと思うのですが、お施主様に本当に満足していただける家づくりをしようと思ったら、そこの設計の時間を短縮にかかるのは賛成できません。家づくりで一番後悔されるのは設計だからです。

 もちろん、時間に余裕を持つだけではいい設計になりません。やはりその工務店や設計事務所の設計力が重要になってきます。これは施工事例の写真を見たりしてもなかなかわかりにくいと思います。カッコいい設計とお施主様のニーズにあった設計は必ずしもイコールではありませんし、写真ではデザインのイメージのほうが大きくなって、この間取りは使いやすそうだとか好きだとかいう感想にはたどりつきにくいからです。 

 その会社の設計力を確認するのには、過去の図面を見せてもらうのが一番です。平面図でプランを確認するのもさることながら、一軒の家を建てるのにどれだけの図面を描いているのかがポイントです。特に展開図が重要です。展開図をたくさん描いている会社は安心できます。それだけで詳細な打ち合わせが重ねられていることがわかりますし、その打ち合わせの間に必ずプランの見直しや修正も入ってるからです。
 
 なかなか図面を見せてくださいとは言いにくいかとも思いますが、施工事例の写真で気に入ったお家をさして「よかったらこの家の図面を見せていただけませんか?」なんてお願いしてみたら、見せてもらえても見せてもらえなくても色々なことがわかると思います。

 設計の次に後悔されているのは断熱だと申し上げましたが、高断熱住宅が増えてきている近年、断熱の後悔はかなり減ってきています。

 みなさん、家を建てる時にはシステムキッチンやシステムバス、内装や外装の種類やデザイン、色などに関心を持って時間をさかれます。それは悪いことじゃないんですよ、私はそんなんどうでもいいなんて言いません。もちろん、それもとても大切なことだと思います。大きなお金を使って建てる家なんですから当然です。

 しかし、ここで申し上げたいのは、多くの方が住み始めてから家の不満として口に出てくることは「収納が少ない」とか「家事動線が悪くて不便だ」とか「日当たりが悪い」とか「部屋が1つ足りなかった」とか「トイレが遠い」とか、まあ設計に関することがほとんどです。

「このキッチンは使いにくいわ~」とか「このお風呂あかんわ~」とか「このフローリングやっぱりもう一つやったな~」とか「サイディングの柄失敗したな~」とかいう不満はゼロとは言いませんが、設計についての不満と比べると無いに等しいぐらいだと私には思われます。

 くどいですが、そういうことをいい加減にしてもいいと言ってるわけじゃありません。家づくりで後悔したくなかったら、もっと設計に関心を持ってくださいとお伝えしたいのです。

 

一覧

このページの先頭へ