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住宅の費用対効果の時間

 住宅の値段を考える時、会社によって仕様が違うのでなかなか金額の判断が難しいと思いますが、住宅にも費用対効果ということがあります。基本的な考え方をお話しします。

 簡単に言うと、住宅の費用対効果とは性能のことです。つまり性能はいいけれど高すぎるのももう一つだし、安いけれど性能が低すぎるのも問題になってきます。つまりほどのいいレベルで高性能な住宅を建てたい、言い換えると建築費用と性能のバランスを自分にとっての最適値でとりたいわけです。

 住宅にとって大切な性能は3つです。一つは耐震性能、これは住宅の資産価値としての源泉と申しますか、平和な暮らしを守るための最低限度の性能です。そして次に断熱性能、言い換えると省エネルギー性能です。夏は暑い冬は寒いなど住み心地の不満が大きくなるのは断熱です。また、家計にやさしい省エネルギーはどなたにとっても魅力的なはずです。そして最後に空気環境性能、かたい表現ですね、シックハウスにならない家のことです。

耐震性能の費用対効果

 これから出す例は、すべて建物の大きさや内装や外装、水廻りなどの仕様はほぼ同等だという前提です。例えば、A社と比較してD社は100万円程度高額であるとします。両社とも耐震等級は3で同じですが、A社は耐震のみでD社はそれにプラスして制震仕様になっています。すると万一、耐震等級3の住宅でも一定の被害がでるような大地震の際、D社のほうは制震仕様のおかげで被害が軽微になる可能性があります。もしそんなことがあればそれは大きな費用対効果ですが、そんなことがなかったとしても「そんな時でも安心」と思って暮らすことができる安心感も一つの費用対効果になるかと思います。

断熱性能の費用対効果

 次に断熱ですが、B社と比較してD社は200万円程度高額であるとします。B社の断熱性能はBELSで☆がつかない断熱等級3程度ですが、D社の断熱性能はBELS☆☆☆☆☆の高断熱住宅で35年間の光熱費を比較すると400万円から500万円は安くなってきます。これは大きな費用対効果で、建築時のコスト増が資金計画の範囲内であれば、結果的には高断熱住宅のほうがお得になります。

 お金のことだけではなく、高断熱住宅の快適さはそれだけで費用をかける価値があるとも思います。スマートウェルネスという考え方から、高断熱住宅が健康にプラスになることもわかってきています。

空気環境性能の費用対効果
 
 そして空気環境性能(シックハウス対策)ですが、C社と比較してD社は150万円程度高額であるとします。C社はF☆☆☆☆の建材を使っているだけの普通の住宅であるのに対しD社は空気のきれいな抗酸化住宅で電磁波対策もされており、子どものアトピーが治ったり、耳鼻科に行く回数が減ったなど、医療費が削減されている事例がたくさんあります。

 これも経済的な費用対効果のみではなく、そもそも不快な症状がマシになって、普段の生活が快適になりますし、病院に行くといった時間も節約することができます。当社はここの費用対効果が一番大きいのじゃないかと考えています。

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