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ジュンのこと

今回から、社員一人一人のことについて書いてみたいと思います。いいことも悪いことも、書いてみます。自分自身の社員に対する気持ちをゆっくりと確認したいと思ったからです。それをHPで公開することには賛否があるでしょうが、思うところあり書いて見ます。もし批判があれば、甘んじて受けます。まずは、ジュンからいきます。

ジュンは2005年7月に入社しました。ジュンは高校卒業後、前の会社で7年大工をしていました。その会社では自分が成長できる環境がないと判断し、しばらく転職先を探していたそうです。HPで当社のことを知り、「ここしかない!」と感じたとのこと。

面接の時に、「素直な印象と努力家の臭い」がして即採用しました。ジュンは給料の金額も聞かずに入社を決め、その時勤めていた会社にお暇(いとま)をしてきました。実際に、給与の金額を決めたのは働き始めてからです。私にとっても、とても印象に残る採用でした。進退にあざやかさを感じたからです。

入社直後のジュンは、慣れない営業や、使ったことのないパソコンと、全く異なる環境での仕事になりましたが、とてもよく努力しました。現在でも、大変な努力家です。私の印象では、半年ごとに1ステップ階段を昇ると申しますか、まさに成長著しく、ジュンのおかげで私もどれほど仕事が楽しくなったことかわかりません。本当に感謝しています。ありがとう。

ジュンは社員の中で最も私に叱られています。本人の意欲に応じ、私も次々により高いハードルを与えているからです。当然ですよね。小学生なら「できるだけで褒められる」ことでも中学生なら「上手にできないと叱られる」こともあります。ハードルが高くなるのは成長の証です。

それでも、ジュンについてとても心配していることがあります。野球で例えるとバッティング練習ばかりしていて、守備練習はおろそかで、ランニングや腕立てふせなどの基本運動をほとんどしないということです。それでは一流の選手になれない。投手でも、ピッチング練習ばかりしているよりも、走りこんだ方が速いボールを投げることができます。いい選手ほど、野球技術よりも身体能力の基本トレーニングをしっかりやります。

実は仕事も一緒なのですが、そこのところが頭で理解しても心でわかっていない。仕事は総合力ですから、専門技能だけ高めてもなかなかうまくいかないものです。仕事に関係のない本を読んだり、歳相応の常識を身につけたりふるまいを覚えるということが、いかに仕事の成果に影響がでるか、ここは急所なんです。これを本当の意味で理解させることが出来ないと、私の管理者としての能力は無いに等しいと感じています。専門バカではダメなんです。

また、現在は一級建築士の受験を控えていっそうその傾向が顕著なのですが、気持ちに余裕が無いことも心配です。意欲に従いどんどん手を広げ、熱心さがこうじて全体を見る余裕を失ってしまうことがあります。ですから、ジュンの負担する仕事量は、こちらで管理して減らしてやらないといけないと、最近決断し、少し交通整理をしました。

そんな心配をしないといけないのはジュンだけなので、ある意味ではありがたいのも事実です。本当にそう思います。しかし、最近はその余裕の無さから、疲れがみえているのが心配です。

ともあれ、「男子たるもの20代から30代の間に、本当に仕事漬けになる期間がないと40を超えてから使い物にならない」と昔から成功者の方はみなさんおっしゃいます。私もそう思います。ジュンは現在、そんなとても貴重な時間を過ごしています。この経験はきっと将来、ジュンの血と成り肉となると思い、私も一緒に耐えている気持ちです。

願わくば、いくら忙しくても、基本をおろそかにせずに、将来は同じことを後輩に教えられるようになって欲しいのです。ジュンなら、絶対にそこまではいけると信じています。

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こんにちは吉信秀樹です。
今日は家族をつれて、京橋のパナソニック電工、南港のトステムとショールーム行脚をしてきました。イケアの家具屋さんも見てきました。新店舗の参考にしたかったからです。少し、設計変更がでます。いま、帰ってきてこれを書いています。妻は、1日仕事につき合わされ、夜もパソコンにむかう私を見て、あきらめの表情をうかべています(苦笑)。でも、高いお昼をご馳走させられました。はい、ちゃらです。
では、またお会いしましょう!

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