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公共工事について

当社は公共工事の指名願いは出しておりませんので、これまで全く縁のない話でした。ところが、先日、知り合いを通じて公民館建設の仕事を依頼されたのですが、色々と感じたことがあり、今日はそれについて書いてみたいと思います。
まず疑問を感じたのが、当社が孫請けであるということです。落札業者はA工業、下請業者はB商事(全く施工能力のない完全なペーパー会社)、そして孫請けが大吉建設、もちろん完璧な丸投げ。民間であれば、全く問題はないと思うのですが、税金を使う公共工事がこれで良いのでしょうか。建設業法でも「一括下請負の禁止」(業法23条)という条文があります。もっとも注文者が承諾すればOKなのですが、本来の注文者である県民(市民)はそんなことを承諾しているのでしょうか。
次に、手続きの煩雑さ。要求される書類の多いこと。本当にこれだけの書類が必要なのか。無駄な提出書類や手続きを減らすだけで、諸経費が削減できるのではないでしょうか。
これ以上のことは、ここでは書く事ができませんが、もう少し考えなければならない問題が山積していると思います。私も社会人ですから、諸事情があるのはわかります。ゼネコンだけの問題ではなく、金融システムまで話がつながるのもわかります。しかし、太田晴雄氏が「資産疎開」、副島隆彦氏が「預金封鎖」の中で、それぞれ指摘していらっしゃる日本崩壊のシナリオをくずす為には、少々荒療治が必要なようですね。年収が41兆円前後の国が、82兆円の予算を組んでたらあきまへん。

PS ちなみに今回の話は、条件面からお断りしました。格好良く、
ポリシーで断ったと言えないのが残念。

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