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吉信社長の工事現場日記

大工あがりの吉信社長が人生観を語るブログ

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2018.06.29

ため息が出る建築

27日、28日と当社も参加する奈良匠の会の研修旅行に行ってきました。

初日はタカラスタンダードの名古屋工場とショールームを見学。「ホーローってこんなに手がかかるんやなあ」と妙に感心しておりました。

これまで、リクシルさんやパナソニックさんの工場は見学したことがありましたが、タカラさんは初めてです。品物や売り方も個性のあるメーカーさんですが、工場も全然違う雰囲気でやや驚きました。なんでこんなに手作業が多いのか!

二日目は主に観光でしたが、そこは商売柄、竣工間もない名古屋城本丸御殿を見学してきました。

すごいんです、ため息がでます。いい木をぜいたくな使い方をしているだけでなく、表具や設計など、もう全てが別世界です。これを建築と言うのなら我々が建てているものは一体何か?そんな気分になるほど世界が違うのです。

ガイドさんに「この柱は一本2000万円する」「この床板は一枚100万円する」などと聞かされ、逆にガイドさんから「そんなもんですか?」と聞かれるのだが、わからん!一枚100万円の床板なんか使ったことない!

総工費は150億円だそうです。ようそんなんでおさまったな。ホンマに床板一枚100万円もしたら1兆円ぐらいになるんじゃないかなどと愚行しておりました(微笑)。

しかし、二日間よく飲んだし楽しかった。こんな仲間がいることって、本当にありがたいもんです。

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こんにちは、吉信秀樹です。
昨日のサッカー日本代表の試合、賛否両論ありますが私は否定的です。決勝トーナメント進出のために大人の判断という評価もあるが、それ以前にお金を払って見に来ているお客さんがいるショービジネスだということを忘れているんじゃないか。それでも勝ち残るところを見たいというお客さんが多いというのならわからんでもないが、そんなものだろうか。
では、またお会いしましょう!

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