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2025.06.15
また、平屋で設計します
昨日、子育て世帯のお客様と注文住宅の設計の打ち合わせをしておりました。今回も平屋のご希望でした。敷地は広いので建ぺい率等の心配はありません。
以前は平屋を希望される方というと、子育ても終わってからの終の棲家を求める高齢者が多かったように思いますが、どうしてどうして近年では若い方の間でも平屋は人気です。
ですから、同じ床面積であれば平屋のほうが割高になるということもよく理解されており、予算増を覚悟された上で平屋を希望される方が増えてきたわけです。と申しますと、以前は必ずしもそうではなく、「平屋は同じ床面積なら少し高くなりますよ」とお伝えするとがっかりされる方も多かったんです。
それどころか、逆に「平屋のほうが安くなる」と思っていらっしゃる方も少なくはなかったので、この認知の前進は隔世の感があります。
余談になりますが、20年ぐらい前は「うちは高断熱なんです」とお伝えすると、「別にそんなんいらんから普通の家でいい」と言われることもあったことと同じような印象を受けます。ネットの時代ということも大きいのでしょうが、色々な情報が共有されて新しい価値観が広まるのが早いということなんでしょうね。
ただ、みなさん平屋のメリットをほぼ主に老後の階段の上り下りがないことだけを意識されているように感じます。また、デメリットについても建築費が少し高くなるということぐらいしか考えていらっしゃらないように思います。
実はもう少しメリットもデメリットもあります。少し詳しく話してみました。
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こんにちは、吉信秀樹です。
今日は父の日ですね。今年も長女と次女がラインギフトで一杯のアテを送ってくれました。モノも嬉しいけど、「いつもありがとう」の一言のほうがやっぱり嬉しかった。欲を言えば肉声で伝えてもらえれば、より最高ですけどね(微笑)。ありがとう。
では、またお会いしましょう!
カテゴリー: 建築全般