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男親の愛情

今日は市民体育大会で空手の試合でした。朝から娘の応援に行っておりました。夕方から出社し、新築のお客様との打ち合わせを終え、いまこれを書いています。

今日はひなちゃんもかんちゃんも一回戦負けでした。正直なところ、喜んでいます。

うちの娘は、二人とも(下の子はまだ習っているだけ)メダルの常連で全国大会にも行っています。ところが、最近は学校の友達に教えてもらったゲーム機にうつつを抜かし、読書量や空手の練習量が減っています。

私  「二人とも、最近練習してないから、今度はあかんやろ?」
かんちゃん 「えーっ、かなこメダルの自信あるで!」
ひなちゃん 「ひなこも勝てると思う」
私  「今度はそうはいかんと思うで・・・」
ひなちゃん 「おとうさん、空手のこと知らんのに、なんでそんなこと言えるの?」
私  「空手のことは知らんけど、人生のことは少しはわかるで。努力のともなわん自信なんてにせものや。そんな時は負ける。そんなもんや」

ふたを開けると、一生懸命応援しておりましたが、二人とも健闘するも一回戦で敗れてしまいました。内容はそれほど悪くも無く、相手が違えば勝ってました。特にかんちゃんなんかは、前後の4人ぐらいなら、誰とあたっても勝ってたと思います。

これもトーナメントのあやですが、私は良かったと思います。ろくに努力もしないときに結果がでると世の中をなめてしまいます。

妻は、やはり勝たせたかったらしく、直前までアドバイスをしておりましたが、「今日は負けたほうが、あの子らのためになる」という私の考え方は受け入れがたいようです。

それもまたよし。男親の愛情と女親の愛情は違うものなのです。同じ思いで、社員にも「ちょっとは痛い思いをせえ」と思い、しくじるのがわかって放っておくこともあります。

と思えば、女親のようにころばぬ先の杖のようなアドバイスを送ることもあります。社長業は、男親・女親、一人二役ですね。

これから、帰ります。何と言ってやろうか思案中です。

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こんにちは、吉信秀樹です。
私はよく妻に、「そのままやらせて失敗させたらええねん」と言いますが、妻は「それは出来ない。出来るだけ、上手くやらせるのが親」と言います。吉信家は、自然とバランスが取れているのかもしれませんね。でも、人間は失敗から多くを学ぶものです。致命傷にならない失敗をたくさんさせたいのです。
では、またお会いしましょう!

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