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工事現場日記ベストセレクション

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やっぱり工務店!

昨日の15時頃、新規のお客様から電話がありました。浴室のリフォームが希望ということで、会話をしながら私は頭の中で「誰を派遣しようか・・・」と考えていました。
(いまなら、シンかレイか・・・)

少し話していると、なかなか難しそうな様子。サイズや窓の位地、RCという構造。
(シンよりレイのほうがいいか・・・)
「うちでもシステムバスにできるでしょうか?」
「ええ、できると思いますよ」
「実は2社ほど見てもらったんですが、どちらも無理だと言われました」
こう聞いて、即座に決断しました。
(自分が行くしかない!)

最近の私は、古くからのお得意様か、またはそのご紹介、または指名してくださった方のところしか見積もりにはうかがっていません。だから、失礼ながら「非常に好奇心をそそられた」といった感じです。

行くと、確かにややこしい。でも不可能ではない。「これはできる!」
お客様にも「やりにくいのと、できないのは違いますよ」と話し、なぜできるのか絵に描いて説明させていただきました。

よくよく聞くと、そのできないといった会社は、一つはホームセンターのリフォームコーナーらしい。悪く言いたくは無いが、それはちょっと難しい工事になるとお手上げでも当たり前。もう一社はリフォーム屋さんだそうですが、これもピンキリです。しかし、いずれにせよ所詮、営業マンの集合体なので難しい工事は判断が出来なくてもおかしくはない。

アルミサッシのやりかえなども、確かに難しい状況の工事なのですが、2社とも「できない」で終わったとのこと。正直な感想として、あまりにも工事に対する引き出しが少ない。教科書通りにできない工事について、全く知恵が働いていない。

工事はやっぱり工務店。昨日はつくづくそう感じました。

今日、お昼、ひょっこりそのお客様が会社に来られました。何でも、そのリフォーム屋さんは奥様の友人の知り合いで、すでに頼んだことになっていて断ることができないらしい。昨夜は、夫婦喧嘩になったそうな。
「うちは、結構ですよ。気にされないでください。わざわざお越しいただいてありがとうございました。」

「もっと早く、おたくに見てもらったらよかった」残念そうに、そう繰り返すお客様の姿を見て、「そんなんわかってたら、できませんって言ってあげたのに・・・」などとつまらないことが思い浮かんだりしました。

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こんにちは、吉信秀樹です。
実は、しばらく自分の文章表現にあきたらなさを感じ、試行錯誤しています。先日、五木寛之さんの「人間の関係」を読んでいて、感じるところがありました。思わず「大河の一滴」など古い物を読み返し、ポンと小膝を叩きました。
「なるほど、そうだったのか」でも、常人ではマネのできないものだと、これを書いていてがっかりしました。
では、またお会いしましょう!

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