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気のきかない工務店

よく妻に文章に誤りがないか確認して欲しいと頼まれる。先日も幼稚園の役にあたり、会報を作ったのでみて欲しいと言う。私は、よりいいものにするべく、何点か指摘をしたのだが、妻は不本意な様子。つまり、妻はアドバイスを求めているわけではなく、よく出来ているとの評価や言葉を求めている。
このこと自体は、人間にあるべき心理なのでよく理解できる。いわゆる「気がきく人」は、その辺のニーズを汲み取り、自分が求められている発言をする。その意味で、今回の私の対応は、妻からみて、「気のきかない、つまらない男」という評価になる。

さて、ずいぶんわき道にそれたようだが、実は話の核心は終わっている。話の展開が読めた方もいらっしゃると思うが、くどく書いてみる。

連日、お客様から色々な問い合わせの電話がかかってくるが、「○○についてこう思うのですが、この考え方は有効でしょうか?」といった類の問い合わせがある。特に多いのは、防音・断熱・耐震だ。
この場合、「素人なりに考えてみたが、プロの意見を聞きたい」というオブラートに包まれてはいるが、本心は「それはいい考えですね」と言って欲しい。つまり、そのやり方の検証を求めているのではなく、「そのやり方でやってみましょうか」と言ってくれる工務店を捜している。

営業上手な会社などは、「それはいいんじゃないですか!」などと言い、契約に結びつけたりするのだと思うのだが、気のきかない工務店の親玉である私は「それは、あまり効果が期待できないと思いますよ」などと、本音のトークでがっかりさせている。

先日も、床下の断熱の工事の件で、そのような電話をいただいた。口調と内容にはっきりとした記憶があり、「この方は、数ヶ月前にも同じ質問で電話をされていたな・・・」などと思い出しながら、「それは、お金を使う値打ちがあるかというと、難しいところだと思いますよ」と同じ説明をさせていただいた。もちろん、その理由もお話している。

がっかりとされていて、気の毒に感じるのだが、それでも私は「気のきかない工務店」をやめるつもりはない。やはり、プロのはしくれとしてコメントを求められる以上、気分に迎合して喜ばれることを言うよりも、自分の信じることを話すべきだと思うからだ。 
しかし、妻には、もう少し気のきく夫になってやるか。私は物書きのプロでは無いし、妻もプロとしての意見など求めてはいない。

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こんにちは、吉信秀樹です。
昨日は長女の小学校の運動会に行ってきました。娘はとても楽しそうで、見ているこちらまで愉快になりました。娘がこんなに楽しめる学校生活の環境を造ってくださっている先生方やお友達に感謝します。本当にありがとうございます。いい学校にお世話になりました。
では、またお会いしましょう!

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