みちのく旅行記・・・全国高校PTA連合会　宮城大会

　先日、お休みをいただいて仙台から松島へと旅行に行ってきました。旅行といってもまるまるの旅行ではなく、全国高校PTA連合会の全国大会に出席というのがメイン（？）です。今回は珍しく写真を使ってみよう。

　私も幼稚園から長らくPTAをやってきましたが、このような機会のお誘いは初めてでしたので、思い切って休むことにしました。最終日に松島湾を遊覧船クルーズがついているのが決め手になりました。松島は行ったことがなかったんです。不純な私です。

　合間で色々と観光もさせてくださったのですが、初日の気仙沼　東日本大震災遺構・伝承館はとても衝撃的でした。

　津波にあった高校をそのまま残しているのですが、これ3階なんです。3階まで車が流されて窓から飛び込んでくるって・・・。幸いこの高校にいた生徒や先生もみんな助かったそうです。よかった。女子生徒は避難の時に泣いてる子も少なくなっかとか。

　これはその高校の屋上から見えた景色なのですが、遠くに見える木に登って10人が助かったそうです。何の木か聞いたが失念してしまった。なんでも百数十年前の津波で木に登って助かった人が多数あり、その時からこの木の苗を各家庭に配って植えるようにした、その一本なのだとか。

　古老の言い伝えが生きとる！なんの縁もない地域なのですが、私には不思議な感動がありました。言葉にできん。

　その全国大会は正直なところ、あまり期待していなかったが、全大会も分科会もよかった。これは総会の写真。総会では仙台育英高校野球部の須江監督の講話が興味深く、分科会ではICTの時代の流れが改めてわかった。しっかり勉強させていただきました。「なかなかいいことをされている」そんな偉そうな感想を持ちました（笑）。