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2024.10.13
ご指名は嬉しい
いま、生駒市で500万円規模のリフォームをさせていただいているのですが、リピートのお客様なんですけど、電気の職人さんと塗装の職人さんがご指名なんです。きっかけはユーチュブだったんですが、昨年も同程度のリフォームをさせていただいておりました。
昨年のうちから、来年はここをさわりたいと聞いていたのですが、今回は単にご依頼いただいたのみではなく、「今度もあの人にお願いします」と二人も職人さんをご指名いただきました。これは嬉しいですね、工務店の経営者としては社長冥利に尽きます。
実は私も下請けで大工をしていた時は、元請さんから「またご指名やで!」と連絡が入ることが何度かありました。「大工は吉信さんがいいから時期は吉信さんに合わせます」とのこと、だから「あけといて」と。その時もその時で嬉しかった。家に帰って飲む酒の美味いこと美味いこと。でも、いまは職人さんがそうやって言っていただくことのほうが嬉しいですね。親が自分の成功よりも子の成功を喜ぶようなものかもしれませんが(失礼)。
ですから、一度でもそのように言ってもらえた職人さんはずっと頼みたくなるし、二度もそんなことがあった職人さんはもう外せなくなります、当然です(微笑)。
残念ながら、その逆も時としてあります。業種も申しませんが、昨年、もう10回以上もご依頼いただいているお客様から「今度は違う人にお願いしたい」と言われたことがあるんです。ちょっとした注意を受けたり、マイナスコメントをいただくようなことはこれまでもあったのですが、お客様から工事の依頼を受ける時に「今度は人を代えて欲しい」と言われたのは初めてでしたので、私もずいぶん深く受け止めました。
理由としては「つっけんどんな感じで、愛想が悪かった」とのこと。私も彼にそういうところがあるのは感じていましたし、私自身がたまに気になることはあったんですが、真面目だし仕事はしっかりしてるのでずっとお願いしていました。でも「そうか、確かにそういうところはあるけど、お客様にそこまで感じさせてるとは思わなかった」と自分の不明をずいぶん反省したものです。それからは他のお客様のところでも頼みにくくなったとだけ申し上げておきましょう。
ですから私ども工務店にとってお客様に喜ばれるような職人さんは財産なので、今回のようなご指名案件は本当に嬉しいんです。それだけで儲かった気になります(笑)。
以前は「職人さんのためにもなる」と信じて現場での立ち居振る舞いやお客様への接し方を私なりに一生懸命指導しておりましたが、東日本大震災以降、職人さん不足の傾向がくっきり鮮明になり、職人さんを確保するためにだいぶんおとなしくなりました。元請会社として面倒くさがられたわけです。それが原因で現場がまわらなくなると、かえってお客様に迷惑をかけることになりますので、私にとってはギリギリの判断でした。
今日、お昼に昔のお客様がリフォームの相談に来て下さって、そんなお話になりました。
「昔は熱心に職人さんの勉強会されてましたよね?」
「需給のバランスが完全に崩れたので、いまはやってないんです」
ダーウィンの法則じゃないですが、変化し続けないと・・・。
そのかわり、こんな動画を見ていただくようにしています。
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こんにちは、吉信秀樹です。
自民・公明のみではなく立憲民主まで含んだ大連立の可能性がささやかれていますね。世も末ですな。これこそ野合以外のなにものでもない。本来の保守の人たちはは公明もはずして欲しいと思ってるのに・・・。左翼の人たちも望んでいないだろう。まさに民意のない永田町。
では、またお会いしましょう!