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2025.01.26
屋根の重さだけで耐震強度は決まらない
昨日、兵庫の方から電話があり、「屋根が重い瓦屋根なので、耐震補強をしてもらいたい」と依頼を受けました。私のユーチューブを見てくださったとのこと。ご年配の男性です。
残念ながら営業エリア外であることを丁重に説明させていただいた上で、
「屋根が瓦であっても必ずしも、耐震補強が必要なわけではありませんよ」
「瓦屋根は地震に弱いとよく聞きますが・・・」
「ええ、確かによくそう言いますが、瓦の屋根は全て耐震性が低いわけではなくて、軽い屋根に比べてたくさん壁が必要なんだっていう意味なんですよ。ですから瓦屋根でも壁が充分にあれば、地震に強いと言えるし、反対に軽い屋根であったとしても、壁が少ないと地震に弱い家である可能性はあります。」
実はこういったやりとりは本当に多いんです。耐震補強についての定番のやりとりなんです。言葉は難しいですね。「屋根が重いと壁がたくさん必要だ」と「屋根が重いと地震に弱い」はイコールではありませんが、それなりに因果関係はあります。
気になったら、まず耐震診断ですね。もう少し詳しく話してみました。
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こんにちは、吉信秀樹です。
大相撲初場所も今日が千秋楽。久し振りに巴戦が見られるか楽しみです。しかし、最近の大相撲は実に土俵が充実していますね。輪湖時代や若貴ブームの頃よりいい相撲が増えたと思います。これもガチンコ志向の貴乃花の遺産かな。
では、またお会いしましょう!
カテゴリー: 耐震診断、耐震補強