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2025.05.25
プロ野球の審判は大相撲の行司を見習って欲しい
どのシーンかとはあえて触れませんが、昨日もプロ野球でひどい誤審がありましたね。いつも思うのですが、プロ野球の審判は技量の向上もさることながら、もうちょっと真剣にやってもらわないといけないと思います。
私はスポーツ観戦が趣味で色々見るのですが、やっぱり審判のジャッジやリプレー検証のシステムについては野球が一番ひどいですね。もう時代に合わせて大きな変革をしないと、多くのファンは納得できないんじゃないですかね。
現在、ストライクボールについてはリクエスト出来ない決まりになっていますが、私はこれを出来るようにすべきだと思います。一番問題ジャッジの多いところだし、どうせ2回失敗したら使えなくなるのだから、そんなにむやみに言われる心配もない。もし、判定がひるがえることが多発するようであっても、それはそれで公正になっていいんじゃないですか。そもそも、そんなにミスジャッジが続くことがどうかしている。
人間だから間違うこともある、と擁護する声もありますが、だからその間違いを是正出来るルールにしないといけない。現状ではストライクボールは間違えても訂正できないので、人間だから間違うことはあるという前提とは全く矛盾があります。ある意味、不正を許しているシステム。
審判で感心するのは大相撲の行司です。本当によく見ていると思います。あの精度はプロ野球の審判の比ではありません。技量だけの問題じゃないんです。立行司は短刀を帯びていますが、これは行司差し違えがあった場合は切腹するためのものだと言います。
実際に切腹した行司がいるのかどうかは知りませんが、17代木村庄之助は大正10年5月場所でたった一回の差し違えで、協会の制止も聞かずに辞任したそうです。25代木村庄之助も昭和47年初場所、差し違いの判定を不服として退職してしまったそうです。その真剣さがわかりますか?
現在でも、立行司は差し違えがあると協会に進退伺いを出すそうです。引き止められて残ることが通例にはなっていますが、それぐらいの緊張感があるわけです。
立行司ではない、行司も差し違えが続くと降格になることがあり、いきおい真剣にならざるを得ません。ですからテレビで見ていてもほれぼれするほど、一瞬の動きを見逃がさずにとらえています。プロ野球の審判もあの必死さの半分でも集中してくれたらいいのにと思います。
もうストライクボールの判定はAIにやってもらったらいいんじゃないですか。主審は無線で連絡をもらって、ポーズだけ盛り上がるようにやればよろしい。バカにするなと言う方もいらっしゃるかもしれませんが、ちゃんとしたジャッジが出来ないからそう思われるんです。「王ボール」「長嶋ボール」がまかり通った時代はまだ続いているわけです。
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こんにちは、吉信秀樹です。
長崎に行ってきました。長崎って見どころが多すぎますね。じっくり行ったら一週間はいけます。軍艦島は考えさせられることが多かったですね。
では、またお会いしましょう!
カテゴリー: 人生論 ちょっと寄り道・・・随想風(?)