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吉信社長の工事現場日記

大工あがりの吉信社長が人生観を語るブログ

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2018.06.17

父の日に思う

父の日にいつも思うことがあります。ありきたりのことで申し訳ないですが、やはり親孝行ができなかったということです。心残りはいろいろとありますが、最大のものはやはり現在の社屋を見せてあげることができなかったということです。

2009年の9月に現在の地に移転してきました。私にとっては背伸びどころか、竹馬にのってまだ背伸びをしてそれでも届きそうにないほどの無理をしました。一生に一度の大ばくち、信長の桶狭間や秀吉の金ケ崎の殿軍のような気持ちです。一生に一回ぐらいはそんな橋を渡らんと人がましくなれんという想いがありました。

当時、父はすでに自宅では生活できず病院にお世話になっておりましたが、まだ2年や3年は元気だと思っていました。

「少なくとも一年間は一日も休まん!」そう決めて私の人生の勝負に入りました。妻にも「一年間は母子家庭をやってくれ」と言い渡しました。

お昼に仕事を抜けて病院に通い、新しいショールームの話などをしていました。「一年頑張って、落ち着いたら新しい会社も見に来てな。お昼はうなぎでも食べに行こう」父との最後の約束でした。前回、病院を抜け出して外に出してあげた時にうなぎを食べて、「あそこのうなぎは美味かったなあ」と言ったことがあるからです。

2010年4月29日、突然、父が危篤との連絡が入り、5月1日には他界してしまいました。もう、会話もできませんでした。母が覚えている父の最後の言葉は「秀樹の会社が見たいのう」だったそうです。お盆にはほぼ一年ということで、案内するつもりでした。

毎年、父の誕生日、命日、そして今日、父の日は、人しれず涙を流しています。移転直後にさっさと見てもらったらよかった。あれから9年・・・。

もう仕事ひとすじはやめたい。

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こんにちは、吉信秀樹です。
昨日、次女かんちゃんのバドミントンの試合を見に行ってきました。短い時間でしたが幸せな気持ちでした。長女のひなちゃんの時も見にいっといたらよかった・・・。仕事は好きですが、こんな後悔ばかりしています。そろそろ変わらないと。
では、またお会いしましょう!

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