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2020.08.28

私はなぜ「健康増進住宅」を建てるのか(1)

 当社も以前はシックハウスのことなんぞチンプンカンプンで、さっぱりわかりませんでした。その他大勢の工務店と全く同じです。ところが現在は近隣の工務店さんからも「シックハウスならダイヨシさん」と言われるようになりました。今日はその経緯を簡単にお話したいと思います。

 おそらく2000年頃だと思います。前年に自宅兼事務所を建築し、さあこれから腰を据えて頑張るぞといったタイミングの時です。会社に一本の電話がありました。やや高齢の女性の声です。
「クロスの臭いなどが気になり、気分も悪くなるのですが、シックハウスのように思います。クロスをめくってしっくいなどを塗ったりすることで治るでしょうか?」

 私が大工・工務店を始めて、初めてシックハウスの問題にぶつかった瞬間です。
シックハウスに対して何の知識も持たない私は(頼りない話で申し訳ありませんが、普通の大工さんや工務店・リフォーム屋さんはそんなものです)、
「すいません・・・、わからないです。マシになるかもしれませんが、それで治るかどうかはわからないです。ごめんなさい」
「シックハウス対策になるリフォームって他にありますか?」
「ごめんなさい・・・、それもわからないです。よかったらお調べしましょうか?」
「いえ、今、わからなかったらいいです。すいませんでした」
と言ってお切りになりました。

 その時は、「なるほど、テレビでは見たことあるけど、ほんまにシックハウスに困ってる方がいらっしゃるんや。しかし、それにしてもお役に立てずに申し訳なかった」とは感じたものの、私は目の前の仕事に頭がいっぱいで何のアクションも取らず、しばらくシックハウスは忘れていました。この時は非常にレアなケースだと思ったのです。建築のプロとして恥ずかしいという思いはありましたが、それ以上に、特殊なケースだなと思ってしまったのです。

 そしてその3年後、建築基準法が改正され、シックハウス重症化防止の観点から新築住宅で24時間換気システム設置の義務化やホルムアルデヒドを放出する建材の使用制限などが決まりました。世にシックハウス法と言います。

 この時、住設メーカー主催のシックハウス法勉強会に参加したのですが、シックハウスの大変さなど住まい手様にそった話は無く、シックハウスそのものの解説もなく、単に工務店としての計算義務などを重点的にやりましたので、「なかなか面倒になったな」ぐらいの感想しかなく、隣の年配の工務店社長が「もう工務店やめたなったわ、あんたは今の話わかるの?」などと言ってたことが印象に残っています。

 この時点でも学びの遅い私は、住宅によって住む人の健康が大きく変わることに気づかずに、普通の家づくり、リフォームを続けていました。まだ、法規を守ることしか考えてなかったのです。

 次回に続く

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 こんにちは、吉信秀樹です。
昨夜は娘が全員塾などで不在で、久し振りに妻と少し会話ができました。娘たちがいててもしゃべればよさそうなものですが、なかなか入る余地がないんです(微笑)。今日は家族は外食なので、一人で野球でも見ながら飲もうと思いますが、今日は自宅で見れる阪神戦の中継がない!(>_<)
 では、またお会いしましょう!

 

 

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