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大工あがりの吉信社長が人生観を語るブログ

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2020.09.13

ハッピーマンデー法は気に入らんのです

 前回の日記で、ハッピーマンデー法は天下の悪法だと書きました。そう思う所以を書いてみます。

 そもそも、国が定める祝日というのは、なぜその日になったのかいわれがあるものです。そのいわれを語り継ぐための祝日です。語り継ぎたい国民のストーリーがあるわけです。それをないがしろにするのがけしからんと思うのです。

 例えば、海の日であれば、明治天皇は次々に近代日本の改革を断行されましたが、その過程で全国を巡幸されました。明治9年には50日をかけて東北地方を巡幸されましたが、この時初めて船に乗船され、青森から横浜についたのが7月20日です。

 四方を海に囲まれた海洋国家の日本では、海なくして繁栄はありえません。また、江戸時代から明治の文明開化なんて、世界史の奇跡です。明治天皇のすばらしい治績に想いをめぐらせ、海の恩恵に感謝をする日です。毎年7月の第三月曜日なんてどうかしていると思います。

 祝日を月曜日にして三連休にすると、遊びやすくなってお金が回るという浅薄な考えからできたハッピーマンデー法ですが、そんなもんですか?私は違うと思います。

 例えば、ご夫婦そろって日曜日がお休みの家庭で、結婚記念日や子どもの誕生日を「祝いやすい」とか「便利」といった理由で、毎年何月の第何日曜日とかって決めますか?その年の事情でお祝い事の日を動かすのはあるかと思いますが、そんなもんじゃないでしょう。記念日は曜日に関係なくその日なんです。

 成人の日でも、1月15日って固定されなくなっただけでずいぶん情緒がなくなりました。1月15日は松の内や小正月と言ったりして日本人にとって特別な日です。

 体育の日だってそうです。気がついたらスポーツの日になり、祝日ですらなくなっています。あの東京オリンピックの興奮、やっと日本もここまで来たという先人の歓喜を形にした体育の日。

 ハッピーマンデー法は日本人のメンタリティーをも破壊し続ける天下の悪法です。まともな見識がない政治家ばかりで情けない。

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 こんにちは、吉信秀樹です。
昨夜、妻に「もううちの子らも俺はいらんみたいやな。お金だけ入れといたらええんやろ」とポロっと言いました。妻は「そんなん私もやで、家政婦やんか」と言いました。いやいや、あなたはちゃんとポジションがありますよ(微笑)。昔、本で読んだ言葉を思い出しました「しょせん、子どもは女親のもの」
 では、またお会いしましょう!

 

 

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