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2020.10.22

雨漏りは屋根よりも外壁のほうが多い

 雨漏りの相談はよく受けます。たいていの場合は普段の雨なら大丈夫だが、台風や大雨の時に漏るとおっしゃいます。

 この場合、原因はほぼ壁です、窓まわりも含みます。もし、屋根に問題があって漏れるのなら、普段の雨でも漏れるはずです。ただ「ほぼ」と申し上げたのは、瓦の種類と屋根の勾配によっては、台風の吹き降りの時に漏れる可能性がありますが、これは明らかな設計ミスなのでレアケースかと思います。私もこれまでのキャリアの中で二回ぐらいしか遭遇していません。

 新築後間もない時の雨漏りは施工不良なので部分的な手当てでも直せますが、築20年とか30年となってくると、部分的な修繕ではどうにもなりません。老朽化や小さな傷みが無数にあって、原因が特定できないからです。どこかピンポイントで直せるものではなくなっています。

 この場合、外壁塗装を全面的に行うことでしか解決できないように思われます。「簡単に雨漏りだけ止めて欲しい」というお気持ちはよくわかりますが、そんなことはできません。それでも以前は「試して欲しい」と言われれば「ここだけではたぶん直らないと思いますよ」と断りながらもやってはみたのですが、現在は全くやっていません。

 ダメもととは言っていても、やはり期待されてがっかりされるからです。それでもお代はいただかないといけませんし。お互いにいいことはありません。

 雨漏りの修繕でお声がけをいただいて外壁塗装の提案をすると、「えっ、屋根じゃないの?」と聞かれることもありますが、いまのようなお話をさせていただくとみなさんご理解くださいます。逆にいうと、外壁塗装をしっかりとすると、必ず雨漏りは止まります。

 ただ、やはり予算的には考えてなかったとおっしゃられることも少なくはなく、そんな場合は「台風の時だけと思って割り切ってほっとくのもありかとは思いますけどね。中途半端にお金を使うのはやめといたほうがいいと思います」とお話しています。

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 こんにちは、吉信秀樹です。
最近はあまり阪神に勝って欲しいと思わなくなりました。中途半端に買ってしまうと矢野さん続投やな、チームのためにはもう少し負けて来年は人が変わったほうがいいという屈折した心理です。あー淋しい。現役の時は矢野さん好きやったのに・・・。
 では、またお会いしましょう!

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