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2021.04.09

グラスウール10Kの75mmと24Kの50mmはどちらが高性能か・・・熱抵抗値の計算

 先日、増築で商談中のお客様から電話で質問を受けました。壁の断熱工事を当社は10Kの75mmで提案したのですが、他社様が24Kの50mmで提案されたそうで、お客様はどちらのほうが性能が高いのかと確認されたわけです。

 恥ずかしながら、実はつめて計算したことが無く、
(すいません、当社は標準がウレタンの吹付でグラスウールはあまり使わないんです。今回は他社様に仕様を合わせるようにご指示をいただいてややグレードダウン)

「すいません、よくわからないんですが、大きな差はないと思います。たいして変わらないんじゃないですかね」ぐらいの返事しかできず、電話での相談が終わってから調べて計算してみました。

10Kは熱伝導率0.050w/m・K なので 75mm/0.050 = 熱抵抗値 1.5㎡・k/w
24Kは熱伝導率0.035w/m・K なので 50mm/0.035 = 熱抵抗値 1.315㎡・k/w

 これで言うと、10K 75mmのほうが14%ほど性能が高いと言えます。「14%と言うと大きな差じゃないか、たいして変わらんとは言えない」という声が聞こえてきそうですが、当社の標準的な壁の断熱施工で言うと、

 発砲ウレタン 熱伝導率0.034w/m・K、厚み85mm程度なので 85mm/0.034 = 熱抵抗値 2.5㎡・k/w となり、24K 50mmグラスウールと比較して90%ほど性能が高くなりますので、粗い表現だとお感じになった方には申し訳ないのですが、やはり私にとってはたいして変わらない印象になってしまいます。

 ただ、電話ではそこまでお話しできていませんが、グラスウールの場合は施工精度によってかなり実際の性能にバラツキが出る断熱材ですので、材の性能以上に大工さんや現場監督のスキルが問われる断熱材なんです。そっちのほうが問題。

 簡単に言うと柱の間に詰め込んだのではダメで、耳の部分を柱の前にとめてスキ間をなくさないといけないんです。実は、いまだにグラスウールの正しい入れ方を理解されていない大工さんや工務店さんもいらっしゃるので、ご注意いただきたいなとは思います。そんなこと言っても注意できんか(苦笑)。

 今回はお客様のお陰で、私もまた一つ勉強させていただきました(微笑)。

 おまけです。断熱性能の確め方

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 こんにちは、吉信秀樹です。
今日はお昼から三女の高校の入学式に妻と3人で向かいましたが、「保護者は一人しか入れません」ということで、あえなく私は門前払い。妻は「そんなこと書いてなかった~!」と言いますが、きっと書いてたはず(笑)。いいですよ、おかげで久し振りにいいお天気の中、時間を気にせず散歩して会社に向かいました(微笑)。けっこう気持ち良かった。
 では、またお会いしましょう!

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