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2024.01.24
新耐震基準は型落ちの古い基準
元旦の能登半島地震では「新耐震基準」の家でも倒壊していると不安を煽るような報道がテレビで散見されました。しかし、これは24年も前にすでに改定された古い基準なので、現在の基準で建てられた住宅ではないのです。現在の基準は「現耐震基準」とか「新-新耐震基準」などと呼ばれています。
新耐震基準と言うのは、1981(昭和56)年6月から2000(平成12)年5月までの間に建築確認を取得した建物のことで、24年も前の基準なんです。
簡単に言うと「それでは危ない」から基準が変わっているわけで、被災された方には心苦しい想いで申しますが、倒れてもおかしくはない基準であるとご理解いただいていいかと思います。
少し詳しく話しました
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こんにちは、吉信秀樹です。
このような災害が起こるたびに感じますが、普通に暮らすことができることがいかに幸せか。そう思うと、たいていのことはつまらないことのように思います。幸せな毎日に感謝します。被災された方には改めて、心よりお悔やみ申し上げます。
では、またお会いしましょう!
カテゴリー: 耐震診断、耐震補強